2014年07月12日

抜け駆けの天罰・・(フライリールを忘れた日)


■¥山川流域
■2014−7−12(土)晴れ
■突貫製作のリーダーフィッシングでイワナ3匹
■同行者なし
表題の如く、フライフィッシングが成立せず、余興の実釣30分・・
前日釣り仲間と「今週末は見送る」・・と決めたにも関わらず、抜け駆けした者に下った天罰と言えよう。

<お断り>一週遅れのアップです。但し、お読み頂いても概ね時間の無駄である事をご承知置き下さい。

(結果だけ簡単に見る・・編集中)

金曜の定時後・・・
吾輩「明日は?」
ichr「台風行った後でっせぇ〜・・水ヤバぃんとちゃぃますぅ〜?」
Y 「あっかんかんかん!暑ぃ暑ぃ!」
・・・と言う一蹴に自分自身も納得して週末は見送る決心をしたものの、
翌朝・・・
「晴れてるし!(そぉなぃに暑ぅなさそぉ〜やし!)」
「行ったろ!(笑)」
起床も遅く準備もあって自宅を出たのはもうすぐ9時になろうとしていた。
(今からじゃ昼からの釣りやなぁ・・)
おもむろに携帯を取り出し、抜け駆けを回避するが如くYちゃんとichr君にメールを入れた。
>やっぱり今から行きます。
>よければ現地で
>場所は▲▼です。
(これでYちゃんは来んやろけどichrは来るかもしれんな!・・笑)
この様な遅出となれば既に高速渋滞もほぼ解消していて、今日は高速をフル活用した大名釣行・・・
その甲斐あってか11:30を回った頃には目指す流筋沿いを走り上がっていた。
(誰からも返事無ぃし!)
メールを打って走って来たものの全く返事が変えてこない。
やがていつも竿出しする辺りに差し掛かると、予想以上に水量は少なめで予想では取水区間が最適と見えたが、変電所より下手(しもて)の水量が(魚が餌を)食いに(流れに)出ている様な雰囲気である。
(どぉ〜せイワナがメインやろし、取水堰堤の上に行ってみよかぁ?)
そしていつもの集落前を通り過ごし、林道を詰めてみる事にした。
渓は一度林道から離れ、道は渓が見えない程に高巻いた後、激しい沢音が聞こえたと同時に橋が現れ流れを渡った。
(ここエエがな!・・笑)
車を止めて前後をロケハン・・・・
落差は有るが木陰の下のイワナの渓と言う雰囲気である。
「ここでやって見たろぉかぃ・・(笑)」

そして準備を始めた時・・・
「あっ!・・カメラ忘れたし!」
・・・・・・
「あぁ〜ぁ・・携帯(iPhone)で撮れってか?」
「っち!・・(しゃぁ〜なぃ・・・)」

↑・・と言う事でiPhoneで撮影した渓の雰囲気、やはり映りは今ひとつ・・
そしてベストを羽織り、フライボックスを取り出して見ると・・・
「あっ!・・フライボックス間違ぉ〜てるやん!(呆)」
・・・・・・
「何ぃをしとんねん!こんなん持って来てぇ〜・・(怒)」
夏の増水を意識してシェルバック・ビートル#10やポッパー・パラシュート#10のドデカフライを持ち出したつもりであったが、持ち出されたフライボックスは廃版にしたウルフやトルードの残党が詰め込まれたボックスだった。
そして6フィート6インチのロッドを取り出し、気分良く継いで素振りをした時・・・・
天声(おぃ?)
吾輩(何ぃ?)
天声(リールバック積んだか?)
吾輩(・・・・・・)
天声(積んで無ぃんちゃぅん?)
吾輩(・・?・・嘘!)
「あ”〜〜〜!リール忘れたし!」
リールバッグを丸ごと積み忘れた事に今更ながらに気付かされた。
「もっと早ぉ〜気付かさんかぃ!!(大怒)」
「ここまで150キロ走って来て!(怒)」
「しかも今日はフル区間高速やし!(怒)」
「着替えて今日がお初のウェーディングシューズも履いたし!(怒)」
「ロッド継いで最後の最後に何で気付かすんや!(大怒)」
リールを装着すべくリールバックを探した段階で積み忘れに気付いたならまだしも、その一歩手前で気付いた事が無性に腹立たしい。
(・・・で?)
吾輩(どぉ〜すんねん?)
天声(・・・・・)
吾輩(・・で?どぉ〜せぇ〜てか?)
天声(・・・・・)
吾輩(何か閃かせてくれんのかぃ!)
天声(・・・・・)
「あぁ〜ぁ・・ガックシやし!」
実際、リールを忘れたのはこの30年でこれが5回目(6回目?)で、同行者に借りたりして凌いだが、単独釣行で忘れたのは2回目である。
確か1993年春の岸田川釣行だった。
漸く冷静になり、約20年前にどの様に凌いだかを思い起こして見た。
(そぉ〜や・・・リーダーそのまま結んだらアカンくて、ティペット撚ってティーパーライン拵えたんや!)
この様に閃き立つと3Xのティペットを引っぱり出し、突貫で撚線ティーパーラインを拵えてみた。
「出来たぁ!」
写真に写すのもアホらしいので、簡単に記すと・・・
3Xの3本撚り50センチ+3Xの2本撚り50センチ+3Xそのまま50センチ
コイツを先程継いだばかりの6フィート6インチのロッドにトップガイドを通してトップから2番目のガイドに結ぶ・・・
そして先端に5Xを50センチ程ティペットとして結んで出来上がり・・・・
天声(おっ!ザリガニでも釣るんか?)
吾輩(じゃかましい!・・・・あ・と・は・毛鉤をどぉ〜するかや!)
天声(ザリガニには5円のスルメやろぉ・・・)
吾輩(うるさぃ奴ちゃ・・・黙ぁ〜とれ!)
間違って持ち出したフライボックスから廃版としたビーズアント・パラシュートを取り出し、振って見るとそこそこ行けそうな雰囲気である。
「こぉ〜なったら、なぁにぃがぁ何でも・・・・・
  絶対!・・イワナの顔見て帰ったる!(激熱)」

(一匹でエエわ!気迫と根性で釣ったるさかぃ!)
天声(ザリガニ釣りに熱ぅ〜ならんと、ラインある時に気迫と根性入れんかぃ!)
吾輩(・・んだ!うぅ〜るぅ〜さぁ〜ぃっ!!・・・黙ぁ〜とれ!ホンマ!)
「あぁ〜ぁ」
(溜息しか出んわ!)
車を止めた所から渓に降り立ち、目前の短い瀬に毛鉤を投じてみた。
すると・・・・
[バシャッ!]
「っしゃぁ〜一発で釣れたし!(・・って、ちょと早ぁ過ぎやろ!)」
頂点に達した気迫がイワナの飛沫に同期した様に炸裂し、呆気ない釣れ方に嬉しいやら空しいやら・・・・
(アホ見たいやけど・・)
(とりあえず写真・・・)
天声(おっ!ザリガニちゃぅんか?ハサミついてへんかぁ?)
吾輩(つ・い・て・る・か!・・イワナじゃ!イワナ!)
「よっしゃ!・・ちょっと顔見せてもらぉかぁ・・」
ネットから魚を取り出し、不慣れなiPhoneを取り出した時・・・
「あぁぶぅなっ!・・・(水)ポッチャンするとこやったし!・・あっ!」
(逃げよった!)
一瞬の隙をついてイワナは遁走・・・・足元の流れに消えて行った。
「顔じっくり見せんと逃げよってからに・・・もぅ一匹じゃ!!」

↑あっさりと一匹釣って上流を見る。水量は抜群である。
そして次なるポイント・・・・
[バシャッ!]
「っしゃぁ〜ここも一発じゃ!」
(しっかし・・何でこんな簡単に釣れんねん?)
「あぁ〜ぁ・・ホンマ(魚が餌)喰いに(流れに)出てるし!今日ぉ〜に限って!・・あ・ほ・く・さぁっ!」
前回は白泡周りを叩きまくって魚を浮かせる釣りに苦戦したが、今日は適度な増水が魚の喰気を触発したのか、イワナは完全に流れに出て餌を待っている様にも思えてくる。
「これ、ちゃんと(した道具で)釣ったら、入れポンで最高なんちゃぅん!(悲)」
そんな事を口走りながらネットインした魚を水際に取り出し、iPhoneをポケットから取り出そうとした時にまたもや遁走・・・
「エエ加減にせぃよ!・・もぅ一匹捕ったるわぃ!」
そして2ヶ所程不発スポットを通過し、(ここは居るやろぉ)と思えたスポットに振り込んだ一投目・・・・
[バシャッ!]
「っしゃぁ〜・・・コイツは写真撮らせてもらぅし!」
ネットインして、最初にiPhoneをポケットから取り出してセットアップした後、魚を手に添えて落ち着かせながら写真を撮り続けた。

↑漸くいつもの様な写真が撮れた3匹目・・・できればちゃんとフライフィッシングで釣りたかった。
「よっしゃ!写真撮ったし!もぉ〜エエわ!」
天声(なんや?絶好調のザリガニ釣り・・もぉ〜止めるんか?)
吾輩(やぁっとれるかぁ〜・・止め止め!)
(ichr来ぇ〜へんかな〜・・・)
iPhoneを見る・・・
『圏外』・・・・
(当り前やな・・こんな山奥・・)
「アンテナ立つとこまで(山を)降りよかぁ・・・」
釣った区間はホンの20メートルにも満たない範囲で余興釣りを終えて車に戻った。
途中、いつもの定点観測点で写真撮影・・・・

↑取水区間は意外と水量が少なく、日頃は殆ど渇水状態であることが伺える。
殆ど降り切る手前でアンテナが立ち、車を止めてメールを見る・・・・
(誰からも返事なぃし!)
腹が減ったのでカップ焼きそばを食べながら、メールの返信を待つ・・・
ここでichr君の車が走って来たならば、おそらく後光が射して見えただろう・・・
しかし・・・
(返事も無ぃし来ぇ〜へんし!)
仕方なく着替えることにした。
着替え終わっても返事が無い・・・
已むなくこちらからメールを入れる。
>現地到着
>水量抜群
>しかし、
>リ、リール忘れた!!
>水温測って帰ります。
(因みに水温は上流で16℃、下流側で17℃・・・)
暫く待つも携帯は全く静寂のままである・・・
(帰ろかぁ・・)
「あぁ〜ぁ・・あほくさ!」
到着したのが12時前、帰路に着いたのが13:30・・・
帰阪したのが16:00過ぎ・・・
「あぁ〜ぁ・・しょぉ〜も無ぃ一日やったし!」
そして夕食を終えた頃・・・
携帯のバイブと共にichr君からの返信・・・
>そうですか
>私は夏祭りの会合でいけませんでした
(っち!)

そして月曜の朝・・・
ichr「あのメール見て昨日(日曜)行ったら濁流で全然・・・」
吾輩「行ったん?」
ichr「エエ・・・何とか他の支流で6寸ヤマメ一匹ですわ!」
吾輩「ワシ3匹・・・やし!30分の余興やけど・・」
ichr「えっ!・・・リール無いのに釣りはったんでぇ?」
察するにichr君は土曜の夜に降った雨の濁りが抜け駆けの天罰となった様である。
Yちゃんだけが二人の天罰を笑い飛ばし、有意義な週末を送ったと言えよう・・・

*道具と毛鉤*
記すに値せずのザリガニ釣り
posted by bacoon at 19:38| Comment(2) | 但馬に行く | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 お久しぶりです。楽しい釣りをされてるようで・・・
 今回は笑ってしまいました。こんなレポートを読んだら、テンカラもさぞかし簡単に思えてしましまいますよね。私は我慢が足らないのか、フライでなかなか釣れないと、テンカラ、ルアーなどに手を出して、結局みんな中途半端になっているんです((^0^))
 だからテンカラもそんな簡単じゃないのは身にしみていますが、現場でテーパーラインを作ってフライロッドで釣れてしまうなんて、ビックリです。それも真っ昼間で実際の時間は30分くらい?
いやー、本当にスーパーマンに見えてきましたよ。
Posted by ヒサ at 2014年07月25日 11:17
ヒサさん、こんばんは・・・
ご無沙汰して居ります。
>今回は笑ってしまいました。

お恥ずかしい限りです。
150キロ走って山頂近くで準備してリールが無い・・・・
一瞬で何もかもがぶっ飛ぶ感じでした。
でも途中で気付くよりはマシかもしれません。
中途半端に真ん中辺りの道のりで気付くとこれまた中途半端なドライブになってしまいそうです。
>現場でテーパーラインを作ってフライロッドで釣れてしまうなんて、ビックリです。

この日はイワナのご機嫌が絶好調だっただけでしょう・・・
それが証拠に現在時間を見つけて釣行記を書いてますが、この翌週にちゃんとリールを持って同じ場所に出向きましたが、イワナの顔出しゼロ!
イワナってこぅ言ぅ奴なんでしょうねぇ〜・・・・
アホらしなりました。
また遅ればせながらアップして参りますのでよろしくお願い致します。
Posted by bacoon at 2014年07月31日 21:59
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