2014年05月24日

濁る本流、顔出すヤマメ・・・


■¥山川支流域(先々週の支流再確認と本流探索)
■2014−5−24(土)晴れ
■ヤマメ8寸1匹(バラシ1回)、あまご7寸1匹に5〜6寸そこそこの数・・・
■同行者なし
¥山川流域もそろそろ初夏の雰囲気が漂い始める頃・・・
鮎解禁が6月1日と京滋方面より早い事もあり、本流調査をこれ以上は後回しにできない・・・・
今日はいつもの高速ルートが通行止めの為、別ルートからアクセスして気になる支流と本流調査に赴いた。
結果として魚の顔を拝めたのはラッキーだったが、毎度のお馴染みの大失態を・・・・・・・
今回もしっかりやっ散らかしてしまった。

<注記>公開が一週遅れですので、日付に留意してお読みください。

(結果だけ簡単に見る・・編集中)

「一週空いたけど、今の内やし!」
先週パスしたものの6回目となる¥山川詣出・・・
これも¥12,000-の高額年券の対価回収に必死のパッチとなる貧乏根性が根底にあるのかもしれない。
今日は単独釣行・・・
加えて、いつもの高速ルートが工事で通行止めとなっており、2週目同様のコースで現地入りを目論んだ。
「こないだ(2週目)朝ぁ来てもサッパリええ事なかったし!(笑)」
・・・と言う名称由来に裏切られたICを出ると、辺りはドピーカンの初夏の雰囲気が漂っている。
今日はココからトンネルを抜けて未知の支流の最上流部にアクセスし、渓沿いを下りながら釣り場探索を行うつもりでいる。
そこで気が向けば竿を出し、気乗りしなければ渓沿いを下り切って¥山川の中心点に出て午前の釣りを思案する考えでいた。
「(何か・・)イマイチやなぁ〜・・」
結局、支流沿いを下りながら2ヶ所程枝谷を詰め上がってみたものの、気乗りする様な雰囲気でもなく、気付くといつもの¥山川ニュートラルポジションに到着してしまった。
「どぉ〜するべぇ〜か・・」
路傍に車を止めて午前の釣りを思案する。
「こないだ(前回)釣り人居って入られへんかったトコ見てみよかぁ・・・」
そう思い立つと同時にウインカーを切って車をスタートさせた。

@駐車場とトイレがある渓(10:00〜11:30)ごく普通のドライフライの釣り
目当ての渓沿いを走り上がると、渓流釣り場には不相応な駐車場に車を止めた。
ここはトイレが設置されていて屋根付きのガーデンテーブルと小さな藤棚がある。
(何と無ぉ〜野洲川上流の駐車場に似てるなぁ〜・・笑)
その場から階段を下りると渓に降り立てると言う願ったり叶ったりのロケーションである。

↑階段の上から渓を観る。既に辺りはドピーカン・・・
「さぁ〜て・・・」
まずはオーストドックスなドライフライの釣りが良かろうと考え、タックルをセットアップしてその場から釣り上がって見た。
ところが・・・
・・・?・・・・
これがサッパリである。

↑渓相はそれなりの雰囲気だが、全くアタックが無い。
・・?・・
・・??・・
・・???・・
「サッパリやんけ!(怒)」
既に入渓してから30分が経過しているも全く当りが無くイライラしてきた。
水温は既に15℃に達していて、夏を意識しながらも前回釣行の[魚の付き場]が頭に残っている。
「もしかして、春の感じで流すん?」
・・????・・
[バシャッ!]
「何じゃ!お前どっから出て来んねん!(呆)」
釣れるには釣れたものの、陰性鱒のイワナならまだしも、あまごやヤマメの陽性鱒ならば我慢できるものではなく、思わず小言が口を突いて出た。

↑本日一匹目の7寸あまご・・・釣れてはくれたが出てきた所が許せない!・・フライはグリズリー・パラシュート#16
「こら!・・お前・・何ぃ〜あんなトコでサボっとんねん!・・・もっと気合入れて棲まんかぃ!」
(こないだからホンマこの川の魚は・・・)
この¥山川流域に出向いてから感じる特徴としては、押並べて[流筋に付くハズの陽性鱒]が幾分警戒気味に棲息している気がしている。
この警戒心は釣り人によるプレッシャーでは無い様にも感じられ、少々気になるところでもあるが、もしかすると鳥類の飛来が他の河川と比較して半端無いのかもしれない。
「ホンマ、きょうび(今頃)イワナでもあんなトコに居らんし!」

↑本日一匹目が出たポイント・・・水温から考えてピンク星から出るのが順当、底に張り付いて餌に気付くのが遅れて追い喰いしたとしても赤星・・・この辺りまでが許せる範囲だが魚が出たのは黄星、しかも手前の岩のエグレから刺し上がる様にフライを呑気に銜え込んだ。
そしてこの一匹目のポイントを超えて暫く進んだ辺りから、それまでの激渋が嘘の様にそこそこ当りが出始めた。
[パシュッ!]
「っしゃ!・・」
・・・
[ピシュッ!]
「っしゃ!・・エエ出方やし・・・(笑)」
しかし、顔出ししてくれるサイズは5寸〜6寸・・・
20センチには遠く及ばず、最初の7寸に届く魚はサッパリである。

[パシュッ!]
「っしゃ!・・(もぉ〜ちょぃサイズあがらんかぁ〜)・・」
・・・・・・
[モクッ!]
(出方はエエけどコイツも6寸有る無しやなぁ〜・・)
程なく、渓が細くなり藪の張り出しも厳しくなってきた為、車に戻る事にした。
(最初の一匹目ぇ〜除いたらサイズは小ぃ〜こぃけど、数はそこそこ出たなぁ・・・)

↑↓この区間で釣れた魚は全てあまご系?大きくても上写真、小さいのが下写真・・・フライはグリズリー・パラシュート#16とエルクヘア・カディス#16

「さぁ〜て・・」
車に戻り、下手(しもての下流側)を見るとそこそこの渓相である。

しかし、既に陽は高く上がり炎天となること必至の状況・・・
(どぉ〜せ、同じやろし・・・)
到着直後の予定では午前に上手(かみて)を釣り、そこそこならば下手(しもて)も釣ってみる考えでいたが、両者とも傾向は同じ様なモノと考えて前回竿出しした渓に行ってみる事とした。

A先々週に行った小渓(11:45〜12:30)シュートロッドのドライフライの釣り
・・・で?
前回はYちゃんと来て田圃の用水路にも似た渓相のところで竿出ししたが、今回はもう少し下流側にある木立の中を流れる区間に的を絞った。

しかし・・・
これまたサッパリ・・・
「もぉ〜この渓は(候補から)・・・外そぉかぃ!」
過去に何度か釣り新聞の記事で知り得ていた流れであったが、これだけ多くの支流を有する¥山川流域で拘る程の渓に有らずと思われる。
(まぁ〜・・この先もアカンやろぉ・・・)
「さぁ〜て・・・」
(その前にまず飯喰ぉかぁ・・・)
今日のメインイベントは本流調査・・・
この流域に通い出してから数ある支流の半分ぐらいは見て回れたが、本流は未だ手付かずの状況・・・
この¥山川は6月1日に鮎解禁を迎える為、気になるところは5月中に見て置きたかった。
軽く昼食を済ませ、大きく深呼吸・・・
「よっしゃ!・・本流調査に乗り出すとしまっかぃ!」
ひとまず車を¥山川ニュートラルポジションに向かって走らせた。

B藤の花が咲いてた渓(13:30〜14:30)ティペットを長くとったドライフライの釣り
・・・?・・・
本流に向かって車を走らせたハズだが、邪心の多い性分は目に飛び込んでくる風景から[横しま]な考えが湧き出てしまう・・・
天声(本流見るちゃぅんか?)
吾輩(まぁエエがな・・・ちょっとだけ!)

ここも前回Yちゃんと訪れた[藤の花咲く渓]・・・・
藤の花はとっくに消えてなくなっていたが、魚の反応は前回同様そこそこアタックしてくる。
[タンタンタンタン・タンタン・・]
・・・と言う感じで道路脇の流れを小一時間竿出しして5〜6寸の数釣りを堪能させて頂いた。

↑この区間で釣れた魚の代表写真・・・サイズはコイツで大きい部類・・・今日はどちらかと言えばこの様な感じのあまごが多かった。フライはクイルボディー・パラシュート#16

C本流(16:30〜19:30)イブニング絡みのウェットフライ&フラッタリングカディスの釣り
そしていよいよ本流調査・・・
ある程度は目星を着けた区間があるものの、もう少し離れた下流域から断片的に渓相を見ながら上流に車を走らせた。
程なく・・・
「この辺りがエエ様な気ぃ〜すっけど・・・」
車を止めて護岸の上に立ち、上流側に続く瀬と下流側のゴーロ帯を見る限り、ヤマメが好む流速が多く夏に向けての溶存酸素も問題ない流れと見受けた。
先日コメントを頂戴したwind knotさんの7年前のコメントによると・・・
>うまくはまると尺物連発・・・
>本流がいつになく好調・・・鮎が始まるまでは面白そう・・・
・・・と、この¥山川に繰り出してから本流が気になって仕方が無かった。
そして、またまた先日・・・・
>本流はやられましたか?
>アベレージは25センチを超えるのでけっこうおもしろいですよ・・
・・・とメールを頂戴していた為、まずは自分自身が気になったところを見て置きたかった。
「よっしゃ!・・ココでやって見よかぃ・・・」
験担ぎを期待して、昨シーズンT川で良型を仕留めたスイッチロッド風に改造した10フィートのロッドを引っ張り出した。
「頼むでぇ〜・・・魚が居ったらの話やけど・・(笑)」
準備をしていると軽トラが急停車して運転席の窓が開いた。
軽トラ「釣れましたぁ?」
吾輩「いやぁ・・これからですねん!(笑)」
軽トラ「券持ったはりぃますぅ?」
吾輩「あぁ〜ハィハィ・・」
ベストの胸に吊るした魚券を見せると・・・
軽トラ「あのぉ〜言い難ぃんですけど・・・」
吾輩「はぁっ?」
軽トラ「もぅちょっとしたらココ・・濁ってきますわ!」
吾輩「エッそぅなん?(呆)」
聞くと上流で工事をやっていて6月1日の鮎解禁には間に合わせて貰う為に急ピッチで土曜も工事をさせているとのこと・・・
その工事現場から出た濁りがどんどん流れて本流に達し、濁りは上手(かみて)のカーブを曲がった辺りまで来ているとの事だった。
軽トラ「スンマセンねぇ〜・・鮎の解禁には間にあわさせますんで・・・」
そぅ言い残して走り去る軽トラを見送りながら川面を見るが、今のところ薄い濁りが入っている程度である。
(ワシ・・鮎ぅ関係無いし!)
「あぁ〜ぁ・・ホンマかぃや!(笑)」
(やっぱし、この川・・・鮎中心なんやなぁ・・・)
「まぁエエわ!・・何ぼ何でも本流やし!・・・こないだ(前回釣行のイブニング)見たいなこと無ぃやろぉ・・・・」
もはやこの時間に場所替えができるアテもなく、この様に言い聞かせて河畔に降り立ちフライを選択・・・
まずはウェットフライ・・・
(段々濁って来るんかもしれんし・・・ちょっと大き目で行っときまっかぁ〜)
リードフライにリリー・メイ#6、ドロッパーにピンク・ウィックハム#6を結び、上流に向けて釣りを開始した。

↑入渓点から上流を見る・・・上手(かみて)に見える小山の端で流れは右側にカーブしている。・・・まずはその辺りまで瀬が続くと見受けた為、ウェットフライを流してみることにした。
アップクロスにキャストして大きくフリップを入れた後、上流側にメンディングを入れてリードの沈みを待ってナチュラルドリフト・・・
そして気が向いたところでロッドを止めてラインを張り気味にしてターン・・・
再び緩めてドリフトを繰り返す事に徹しながら、上流に釣り上がって行った。
程なく・・・
[バコッ!]
「・・っとぉ〜・・・居ったし!・・・・」
(今ぁのぉ・・)
「弾かれたなぁ・・くっそぉ〜〜・・(悔)」
(んでも居るやん・・・嬉)
最初のターンで水面直下を流れるドロッパーが襲われたが弾かれてアウト・・・
しかし、魚が顔出ししてくれた事で釣りへの集中力が増してくる。
「いっぺん(一度)#10まで(サイズ)落として見よぉかぃ・・」
リードをプロフェッサー#10、ドロッパーをグリズリー・キング#10の黄金コンビにセットアップした。
ところが、投入直後にカワムツの餌食となる仕打ちに閉口せざるを得ない・・・・
これを避けていきなり流芯に投じる事と、リード(フライ)の沈みを待つ間もなく表層をスイスイ流れるだけになってしまう・・・
「んだかぁ・・喰わぃでエエって!(怒)」

↑#10にサイズダウンするとジャイアントカワムツの餌食となる運命が待ち構えていた。
(やっぱし#10は無ぃなぁ・・・#8で行くとしょぉ〜かぁ・・・)
そう考えて流れがプール状になったところで再びフライを交換する為、適当な岩に腰を下ろした。
「もぉ〜・・・イブニングに掛かって来っさかぃ・・・(こいつ等やなっ!・・・笑)」
未だ陽は山の端に差し掛かって居らず、少々早いと見えたがドロッパーへの誘い出しを意識してダンケルド#8、リードはアンカー(碇)役に徹する事を期待してイブニング御用達のティール・ブルー&シルバー#8をセットアップした。

↑少々早い気もしたが、一度魚が顔出ししたこともあり実績重視でイブニング・ペアにチェンジした。
「お前らぁ解ってるやろぉなぁ〜・・・カワムツ要らんし!・・・尺とは言わん!八寸超えのヤマメや!」
結んだフライに一喝して立ち上がり流れを見ると・・・
(エッ?濁ってきたぁ??)

そしてそのプールの流れ込み・・・

「あらららら・・・ホンマに濁って来よったし!」
やがて釣意が削がれる程、見る見る濁りが強くなってきた。
「こないだ(前回釣行のイブニング)より酷いやん!・・・(落胆)」
(ホンマやったら、こんなトコで出るかも知れんのにぃ〜・・)

写真を撮り終わって、念の為に一通りフライを投じて見たが、やはり全く顔出しが無い・・・
これがこの場の最後のプレゼン(テーション)と、瀬上の白泡の向こう側にある緩流帯に投じて沈みを待ち、ゆっくりと引き入れてリードが流れ始めた頃にドロッパーを流れに乗せると、上手く流れに乗ってドリフトが始まった。
そして中程で一度ターンを入れた直後・・・
[ムコッ!]
「がぁ〜〜〜!スカ喰ろぉた!」
ドロッパーが喰い損なわれたと感じた途端・・
[ココン]
(・・乗ったか?)
「っしゃぁ〜・・ナイスフォローやんけ!(笑)」
ドロッパーのターンに躍り出て喰い損じた魚が、直後に追尾して浮上してくるリードフライを銜えてくれた。
これぞドロッパーシステムだけが成し得る技であろう・・・
天声(たまたまたろ!・・普通ぅ〜は最初にドロッパーをちゃんと喰わす!!)
吾輩(まぁエエがな!)
「おぉ〜・・・幅無ぃけど、8寸超えの25センチやん・・・(嬉)」

↑写真の撮り方が悪過ぎて秋刀魚の様な極細ヤマメに見えるが、幅は確かに無いものの写真よりはマシだった。顔付きの割りに体長十分の本流ヤマメ・・・
「しっかし、コイツ(ティール・ブルー&シルバー#8)ナイスフォローやなぁ・・ホンマ!(笑)」
このフライ・・・
記憶が正しければ川面に陽が射す時間帯にまともに仕事をしたことが無いと思っている。
いつもはツンと清まして魚を寄せ付けない貴婦人の如くだが、そこは我が出来損ないが大いに関係している事も在り、毎回嫌がる出来損ないの貴婦人を【夜の帳】の闇討ちナンパに参加させて毛鉤としての面目を保たせていたに過ぎない。
しかし、今回は予想もしない働きぶりにこの毛鉤に対する好感度がグッと上がった気がした。
「今日はフラッシュ焚かんと写真撮れたし!(笑)」
一匹釣れた事もあり、濁りに対する心配はスッカリ飛んで次なるポイントへと釣り上がって行く・・
程なく・・・
[ガボン!]
「っしゃぁ〜(嬉)・・・今度は本命ダンケルドぉ〜ぁ〜〜〜(バレたぁ・)・・」
(はぁ〜ぁ・・)
しっかりとフックアップした様に見受けたが、捕り込みに移行する直前でバレてしまった。
「っちっ!」
(しょぉ〜が無ぃし・・・)

↑そろそろ西の山の端に陽が差し掛かり、ドピーカンの炎天もかなり和らいで来た。
それから暫く釣り上がるもアタックも無く、そろそろイブニングに突入するタイミングを迎え様としている。
(一応ぉ〜・・・見てみるつもりのトコまで来たなぁ・・・)
最後に流したポイントを前に岩に座って小休止・・・

↑山の端に差し掛かった太陽がこの日の最後の陰影を川面に映し出している。やがて段々と影が広がり、陽は山の端に落ち込んだ。
離渓して一度車に戻るつもりで歩き出したが・・・
(魚の顔も拝ませてもろたし!)
「こっからフラッタ(リング・カディス)で釣り下がんのも・有り・やなぁ〜・・」
そう思うや否やドローパーを切り捨てリードフライをカットしてマドラー・セッジ#10を結び、流れに向かって引き返した。
(ちょっと濁りきついけど・・・)
「(ヤルだけ・・・)やって見たろぉ〜やんけぇ〜・・・っと!」
(・・・で?)
しかし、本流とは言えゴーロ帯の流れでもあり、他の河川の様に瀬一本をステージと見立てる大掛かりな【カディスの宴】を行うのは無理がある。
岩で仕切られた細かな流れにフライを投じ・・・・
[スゥ〜〜]・・と流して、[ビビッ・・ビビッ・・]とフライを躍らせる程度だが、バス釣りのポッピングから遠退いてしまった今、ド迫力のダイナマイトストライクを味わえるのはこの釣りしか残されていない。
(こっからやって見るかぃ・・・)
見立てた流れにフライを投じ、[スゥ〜〜]と流して[ビビッ・・ビビッ・・]を繰り返すものの無反応が続く・・・
ウェットフライで当りが出た区間を無反応でやり過ごし、プール状となったポイントを通過して、瀬の続くポイントに差し掛かった。
程なく・・・
[スゥ〜〜]・・[ビビッ・・]【ドォ〜ン】
「っしゃ!・・」
[プン・・]
「弾かれたぁ〜・・・糞ぉ〜〜〜〜!(悔)」
大きな水飛沫と共に躍り出た銀鱗に間髪入れずに合わたものの、軽い接触の感覚が伝わり不発となった。
「あぁ〜〜〜・・・(フック)アップせんかったし!・・ホンマに・・」
しかし、水面を割って出てくれた事でドーパミンが急上昇・・・・
ここでフックアップしてくれればアドレナリンが体中を駆け巡る興奮状態に陥るのだが、なかなかこの段階までには至らない。
とにかく、この釣りはスリリング&エキサイティングで・はまる・と夢中になってしまう。

↑夕暮れ迫る本流・・・・フラッタリング・カディスの宴に相応しく、大型のカワゲラが飛来し始めた。
そして次なるポイントへと進むも沈黙が続く・・・
程なく・・・
[スゥ〜〜]・・【ガボン】
「っちっ!・・ぁがぁ〜〜」
[ビビッ・・]【パッカ〜〜ン】
「・・っぁ〜〜・・アカン!」
(そやけど、今の未だ毛鉤に触れてへんさかぃチャンスある・・)
[スゥ〜〜]・・[ビビッ・・]【ガボン】
「っしゃ!・・」
[プン・・]
「まぁ〜たぁ・・弾かれたっ!・・って、糞ぉ〜〜〜〜!(悔)」
(アカン・・・)
「っちっ!・・・あぁ〜〜ぁ!(魚と毛鉤が)触れてもぉ〜たし!」
もはや闇は目前に迫り、離渓点近くまで来ていた。
(さっきのが・・・ラスト・チャ・ン・ス・やっ・た・ん・??)
「まだまだぁ〜!(奮起)」
離渓点から少し下がると、辺りはフリーストーンさながらのガンガン瀬とスポットが入り乱れる典型的なゴーロ帯となっている。
タダでさえ足元が見えない白濁とした流れに薄暗い闇が追い打ちを掛け、立ち位置を替える事も難しい状況となって来ていた。
(こっから届くトコ攻め倒したろぉかぃ・・・)
まずは手前の流れの目ぼしい所を攻めて見るも無反応・・・・
ラインをジィ〜ジィ〜引っぱり出して、手当たり次第にガンガン瀬を飛び越す感じてフラッタリングを開始した。
そして立ち位置から遠く、ほぼ対岸近くのポイントに毛鉤を投じた直後・・・
【ガボン!】
(出たっ!)
[バシャバシャバシャ!]
「っしゃっ!乗ったでぇ、フラッタリン・カディス!」
対岸近くで暴れる魚の水飛沫目掛けてラインが川幅を渡す様に張り詰めた直後、ロッドが大きく弧を描く・・・・
張り詰める緊張に気分の高揚は頂点向けて急上昇・・・・
(最後の最後で掛ったし!)
捕り込むべく立ち位置から一歩踏み出してみると、いきなり[ズボン!]と深みにハマり、慌てて元の立ち位置にすり上がった。
・・・・・・・・
当然ながらこの先の顛末は書くに及ばすである。
夕闇迫る本流で川面を渡す様に張り詰めたラインが首尾よく魚付きで回収される訳が無い・・・・
お察しの通り、魚と立ち位置の間に逆巻くガンガン瀬に阻まれ、気が付くとアホ程ラインを引き出して下流へと垂れ流す状態で茫然と立ち尽くす結果が待ち構えていた。
暫し・・その場から動けない。
(ちゃんと距離詰めて狙ぅべきやったなぁ〜・・・・)
天声(当り前じゃ!・・・何をイチビっとんねん!)
吾輩(だから反省してまんがな!)
天声(何回目や!・・・毎度毎度・・)
吾輩(まぁエエがな・・遊びやし!)
我に返ると既に辺りは真っ暗・・・・
(ヤバッ!)
慌ててリールを巻き上げ、手探りで離渓して土手を上がったものの、後ろ髪を・しこたま・引かれて帰り仕度をする気が起きず再び茫然と川面を見る・・・
漸く諦めがついた頃には、既に星空が広がっていた。
「あぁ〜ぁ・・・リベンジじゃぁ!(覚えとれよぉ〜・・・)」
そしてこの不完全燃焼が後味の悪さを残すこととなり・・・・
翌週、私をこの場に刈り出す結果となってしまった。
(近々公開予定・・・・)


*道具と毛鉤*
@駐車場とトイレがある渓
ロッド:Northland Cricket #3-4 (7'7"#3-4) 『Green Studio』
ライン :DT-3-F
フライ :エルクヘア・カディス#16、グリズリー・パラシュート#16
A先々週に行った小渓・・・葦原河畔の渓の下手(しもて)
ロッド:Glenmor Hagakure Special F602-3HS(6'0"#2-3) 『Daiwa』
ライン :DT-2-F
フライ :エルクヘア・カディス#16、グリズリー・パラシュート#16
B藤の花が咲いていた渓
ロッド:FREESTONE SCL 7063(7'6"#3) 『SHIMANO』
ライン :DT-2-F
フライ :クイルボディー・パラシュート#16
C本流
ロッド:SuperPulser CGF104 (10'0"#4)改 『ufmウエダ』
ライン :DT-4-F
フライ :ダンケルド#8、ティール・ブルー&シルバー#8
<イブニングタイム>
ロッド:SuperPulser CGF104 (10'0"#4)改 『ufmウエダ』
ライン :DT-4-F
フライ :マドラー・セッジ#10
posted by bacoon at 22:38| Comment(0) | 但馬に行く | 更新情報をチェックする
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