2014年05月04日

『田鋤音』響く里川、『新緑』萌える山郷


■¥山川支流域(初めての渓・先週の渓)
■2014−5−4(日)晴れ
■ヤマメ6匹、イワナ4匹
■同行者1名
GWも後半となり4週連続となる¥山川流域もそろそろ新緑が萌え盛るシーズンとなり、水温も盛期に入ったと察して初めての渓に出向いてみた。
ところが想像以上に里川の雰囲気が色濃く、午後からは新緑の萌えを求めて先週訪れた渓を再訪・・・・
色んな意味でGWの釣行は制限がついて回るが、この¥山川流域はアクセスもそこそこで込み具合も程々・・・・
この発見が一番大きいかも?・・と感じた釣行となった。
<注記>
誠に申し訳けございませんが、今回も具体的な河川名称を伏せております。
この様な想いに至った経緯については、こちらの机上編を御覧頂きたく、本件のご理解をよろしくお願い申し上げます。


(結果だけ簡単に見る・・編集中)

[ポンポンポポポポポポ・・・ドドドドダダダダ・・・]
私「何じゃこれ?・・耕うん機だらけやし!(笑)」
Y「・・・(笑)・・・」
[ドドダダダダ・・・]
私「あちこち田ぁ〜鋤ぃとるやん・・・」
Y「このぉあたりぃやでぇ〜・・」
私「はぁ?・・・里川もエエとこやんけ!」
Y「もぉ〜この先(流れ)細ぉなってんでぇ〜」
私「ホンマかぃや・・・あっこの山際からちゃぅん?」
程なく山際に差し掛かると、流れは極細くなって、ショートロッドでも苦戦する様な薮沢と化した。
Y「ほらね・・・(笑)」
毎回Yちゃんが地図を読み、私がハンドルの握るのが初めての渓に出向く慣わしとなっていて、今回もYちゃんはしっかりと地図を準備して来ていた。
私「ichrの話やったら、もっと下で花崗岩の流れ?っとか言ぅとったけど、花崗岩あったか?」
Y「さぁ?(笑)」
私「あぃつ花崗岩の流れって・・ホンマもん見たこと無ぃんちゃうか?・・・いっぺん(一度)愛知川連れて行かなアカンなぁ・・(笑)」
彼の話を聞いて私がイメージしたのは湖西を流れる高島鴨川の雰囲気であったが、初めて訪れたこの渓はアスファルトの車道が寄り添い山の端から外れた田圃の中を流れる典型的な里川である。
この様な流れは渓魚が居たとしても解禁直後から竿入れが集中し、農耕機が行きかう時期には殆ど釣り切られて残っていないと言う状況にあると思っている。
私「あぃつホンマにここで夏頃に釣ったんかぁ?(笑)」
Y「さぁ〜?」
私「残った魚、しぶとぉ〜攻めて釣りよったんかぁ?」
今回、情報発信源となったichr君は未だ仕事に忙殺され、今回も羨む彼を残して二人で来てしまったが為に、本当にこの渓で合っているのか否かも解らなくなってきた。
私「まぁ、ここでやって見よかぁ?・・・」
今シーズン解禁当初から通い始めた¥山川流域も、とうとう私の淡い記憶を辿るのではなく全く初めての渓で竿出しする日が来た。

↑ここで二人で割って入ると決めた場所・・・向こうに見える山際に入ると流れは落差を伴い極細くなっていた。イメージした以上に典型的な里川の雰囲気である。
ゆっくりと支度し、Yちゃんはここから入って上に向かうとの事なので、私は下がってここまでを釣ることにする。
私「(集合は)何時?」
Y「今は?・・9時40分」
私「12時まで浸るん・・外れたらエライこっちゃし!」
Y「そぅそぅ・・」
私「11時やな・・短ぁ目に刻んでいっぺん(一度)集まって決めよかぃ・・」

@田鋤音が響く里川(9:45〜11:00)ティペットを長く取ったドライフライの釣り
竿を片手に車道の脇を下手(しもて)へと歩く途中・・・
トラクターが行きかい、周囲は『田鋤音(たすきね??)』が響き渡る典型的な但馬の農村に大阪では味わえぬ・のどかさ・を感じるが、時々突っ走って来る車がこの場の雰囲気を砕き散らす様に行きかう渓で、魚達にとっては騒々しい環境とも感じられる。
(だいたい、この田ぁ〜鋤く時期は農耕機の音がうるそぉ〜て魚が消沈する様な気ぃ〜すんなぁ・・)
これまでの経験では、本当にこの様な渓を知るとなれば農繁期が一息ついた6月頃に一度は竿出して見ないと解らないと考えていて、殆どの場合はサッパリの状態でGW前に釣り切られた状態となっているが、稀に息を吹き返した様に釣れてくれることがある。
察するに我々里川の雰囲気を好む釣り師が長閑に感じる『田鋤音』も渓魚達にとっては警戒警報に聞こえてしまうのかもしれない。
小一時間の距離を頭に入れて歩いていると、丁度良い距離となる所に簡単に水際に降りる所がある。
(あそこから行こぉかぃ・・)

↑入渓ポイントから上流側を見る。典型的な里川でこれが京滋の激戦区ならば殆ど魚が残っていないのは明白・・・
リーダーを継ぎ足し、ラインメンテナンスを施してフライを結び終えると、ここのところ恒例となっているストレッチと準備体操・・・
(これやっとかんと一日足持たん様ぉ〜になってもぉ〜たし・・なっさけ無ぃけど・・)
「さぁ〜て・・行きまっか!」
暫く浅瀬に出ている事も想定して一応は虱潰しに叩いて釣り上がるものの、サッパリ魚の姿が無い。
(これ・・未だ瀬ぇ〜に出てへんのか?瀬ぇ〜に出る前に抜かれてしもたんか?)
[パシュッ!]
「っしゃ!・・居ったし!(笑)」

↑本日1匹目のヤマメ・・・サイズはお決まりの6寸弱、フライはこれまたティペットを長くとる釣りのパイロットフライとなりつつあるクイルボディー・パラシュート#16

↑本日1匹目のヤマメが出た所を丁度立ち位置から撮影・・・左側から岩を巻き込む様に大きくカーブさせて黄★に落とし、そのまま流すと赤★で顔出ししてくれた。
(おっ?・・この尻尾なんや?鳥でもやられたんか?)
「そやけどこんなポイントしか残って無ぃんとちゃぅかぁ?(笑)」
それから釣り上がるもこの予感が的中した如く、ストロークの長い瀬やここぞと思うポイントは全く顔出しが無く、フライはもとより本物のカゲロウも川下りを楽しんでいる。
(やっぱり、餌竿がしっかり入ってんな・・)
「あっ!・・・こぉ〜言ぅとこは居るんちゃぅん?」
[パシュ!]
「っしゃ!小ぃこぃけど・・居った居った!(笑)」

↑案の定、ストロークが短く餌釣りの仕掛けが水に馴染みにくいと見受けるポイントから飛んで出た5寸超え・・・
結局、時間を迎えて離渓するまで上記と同サイズ(5寸超え)を一匹追加し、この区間3匹のヤマメに御目文字できたものの、予想通り他の北近畿の里川と変わらぬ結果に終わったと言える。
やはり、釣り易い渓に魚は残らないのかもしれない。

↑魚が瀬に出る時期まで残っていれば、それなりに楽しい釣りができる所と察するが、長竿を用いれば殆ど道から竿出しできる状況なので、年配の餌釣り師には願ったり叶ったりの渓相と察した。

Aスキー場へと続く渓(11:30〜12:30)キャッツキル中心のドライフライの釣り
私「次はこの下手(しもて)で別れたもぅ一本の流れ入って見よかぁ?」
Y「こっち側?」
Yちゃんが指し示す地図を見ると、上流側にはしっかりとスキー場のリフトが何基も描かれている。
私「そやけどスキー場から流れる渓やさかぃ・・水濁っとんちゃぅ?」
Y「ぅう〜ん・・(笑)」
私「まぁ・・直ぐソコやし行って見よかぁ・・・」
車に乗り込み下手(しもて)に下がると分岐があり、反対側に進むとこちらも道沿いに渓が現れた。
私「ちょぉ〜(車)停めて見てみよかぃ・・」
やはり、我が予想は的中しており、スキー場へと続く渓らしく白濁とした水が精一杯澄んだ状況と見受けた。
私「ほれ!見てみぃ!・・やっぱし澄んでもこの程度やで・・・」
Y「ぅう〜ん・・・んでもichr釣った言ぅとったなぁ・・・」
私「駄目もとで小一時間刻んでやって見よかぁ?」
察するにこの流れで竿出しするなら先程の里川の水が混じったもう少し下手(しもて)が良さそうであるが、初めての渓はとにかく一度は竿入れしてみないと判断できないと考えていて、殆ど無駄と感じながらもとりあえず竿出ししてみる事にした。
渓相はこちらもアスファルトの道路が添う里川の雰囲気だが先程の様に平瀬が続く田圃の中の流れではなく、堰堤が多く落差のある渓である。

↑こんな感じの渓で正直私としては余り気乗りがしない雰囲気の渓相である。これも魚が居れば雰囲気云々などどうでもよくなるのだが・・・・
適当に車を止めてYちゃんと分かれて渓に降り立った。
「こぉ〜んなトコ・・クーラーボックス片手に道から竿出して簡単に釣れるし!(笑)」
(ここで真面目にやる気もせんな!・・・掛る掛らん別にしてフライに反応する魚が居るんか居らんのかを見るとすっかぃ・・)

↑入渓した所にあった堰堤の払い出し・・・護岸の上はアスファルトの車道で昨今の餌竿であれば簡単に道の上から竿出しできる釣り堀ポイントである。しかしこの後、我が目を疑う事になるなど想像もしなかった。
「とにかく魚から目立つ毛鉤でアピールして見よかぁ・・・」
そしてライト・ケイヒル#14を結び、全く魚が出るなど期待もせずに投じたフライが白々しく流れ始めた時だった。
[モコッ!]
(嘘!)
「えっ?出たん?・・(ヤバ!!)」
「っしゃ!・・あぁぶぅなぁ〜(笑)」
(完璧油断しとったし!・・よぉ〜掛ってくれたわ!・・・あっぶなぃ危ない!)
「・・・とととと、6寸違ぉてソコソコあるやん!」
(えぇ〜〜)
「うっそぉ〜〜〜ん!」
(余裕で7寸超えてっし!・・23(センチ)有る無し8寸弱やん!)
「ひぃぇ〜・・・こんなトコでこんなん出るん?・・・しかもドライで日中に普通ぅ〜に出るかぁ?」

↑我が目を疑う状況で[モコッ!]と完璧な出方で反転した8寸弱・・・
「信じられへんわ!・・・まるで釣り堀見た(ぃや?)」
(・・・・??)
「ちょぉ〜待てよぉ?・・・ここ特別区の別料金で管理釣り場とかとちゃぅやんなぁ?」
余りにも呆気ない釣れ方であったが為、少々気になる所でもあったが、後で調べるともっと上流には特別区が存在するが、私が釣った所は一般区との事だった。
・・・で、その後は半信半疑の一匹目が頭から離れず、2回程5寸弱のアタックを見送りながら7寸以上を期待した釣り方となってしまい、ライト・ケイヒル#14で釣り上がったもののノーフィッシュで離渓・・・・
ライズハント好きのYちゃんも歩いた距離はホンの数十メートルで見つけた3ヶ所のライズハントに拘って2勝1敗で車に戻ってきた。
Y「畜生ぉ〜最後の奴・・・とうとう掛らんかったし!」
私「どんなとこでライズあったん?」
Y「普通に・・(笑)」
私「はぁ??」
Y「そこの堰堤のど真ん中でして上がるし!(笑)」
私「仕留めた毛鉤は?」
Y「普通ぅ〜・・・(笑)」
私「マイクロス?アント??」
Y「いや、普通のライト・ケイヒル#14」
私「一緒や!・・・ここなんか変やで!」
とにかく腹が減ったので昼食とし、午後からはこの辺りの渓を見て適当に決めることとした。
そして地図を見ながらそれぞれの渓を見て回ったが、どれもこれも新緑シーズンに竿出しする様な規模ではなく、思い切って下流を探る考えも湧いたが、先週の渓も気になって来る。
思案の挙句、Yちゃんも先週私が出向いた渓が気になっていると見えて、大きく渓を移動することとした。

B先週訪れた渓(14:30〜16:30)キャッツキル中心のドライフライの釣り
午前の流れをひたすら下り、国道を走って先週の渓をこれまたひたすら詰め上がる。
私「ここ右や!」
そして程なく、先週竿出しした場所に到着した。
私「ありゃぁ〜・・水減ってっし!」
Y「そぅなん?」
路上から見下ろすだけでも、相当に水が減った様相が伺える。
もともとこの集落前は発電所の取水によるバイパス区間で水量は少なめと考えているが、この時期一週間でここまで減るのも取水量の変動が影響していると感じる。
私「そやけどワシの記憶にある水量もこんなもんやったし!・・先週が偶々多かっただけかもしれんわ!」
Y「ほな、結構水量少な目なん?」
私「そらぁちょっと解らんけど、今日に限って言ぅたら一週間でここまで減るんはこの前辺りは厳しなっとるかもしれんな・・」
Y「・・・で?」
私「発電所まで下がろか・・・」
車をUターンさせ発電所の入り口に停車して流れを見に行くと、[ウォンウォン]唸り声を上げる発電所が結構な量の水を放水していて、ここからの水量はソコソコ安定したものだった。
私「ここで割ろぉかぁ?」
当然Yちゃんは水量が安定している下手(しもて)に入る事を予想し、私はここから先週入った区間の前半側を釣って見る事にした。
(この水量でどぉ〜なるか見ときたいし!)
早速準備して渓に降り立つが、渇水の釣りをイメージしたことも在り、橋の下手(しもて)の深瀬は足早に刻んで流す・・・・

↑午後からの入渓地点、橋の向こう側にある白泡は[ウォンウォン]唸り声を上げる発電所が放出している水である。
[パシュッ!]
「・・っし!・・」
(あっらぁ〜・・乗らんかったし!)
「ヤバィでぇ〜・・鬼門の一匹目外したし!」
そして排水口を超えると水量が乏しくなり、先週と比較すれば渇水気味の渓と化している。
(そやけど記憶の底にあった水量・・こんな感じやなぁ〜)
「こぉれぇ・・一週間でここまで水引いたら、ヤマメ何処行くぅ〜??」
暫し周囲をキョロキョロ見回して流れの雰囲気を汲み取り、先週のヤマメとイワナがどの様に動いたのかをイメージしてみた。
先週ヤマメを掛けた流速のポイントはチョロチョロと水が流れる浅瀬か単なる水溜りとなっていて、[春のイワナの食卓]も鷺など水際に佇む鳥類の立ち位置と化している。
(一週間でこなぃなったら魚も大きくは動けんし!・・・ヤマメは上手(かみて)の泡下に退避したか、間に合わんで荒瀬の底石にべったり張り付いたか?)
「イワナは案外この流速やったら開きの底石や岩周りに着ぃとるんちゃぅかぃ?」
そしてある程度深みを抱いたゆったりした流れに顔出しする石をマークして、そこから出る魚のパターンを確認することにした。
想定したのは3通り・・・
@石の表(上流側)からヤマメが出る。←一応は程々の水深があればヤマメが狙える。
A石の裏(下流側)からイワナが出る。←ヤマメが石に着いている可能性もあるが、意識して狙うか否かは気分(言い変えれば時の運?)。
B石の表(上流側)からイワナが出る。←ヤマメは殆ど石(や岩)に着いておらず、泡下か荒瀬の底石に張り付いている。
もし@であれば流速と水深を見てヤマメを狙う事も出来ると考えるが、Bの場合はヤマメを釣るのが著しく難しくなり、泡切れでマグレで飛んで出る瞬刹ヤマメを研ぎ澄ます様に狙うのが堅く、最も判断に迷いが出るのがAである。・・・と言う様な感覚が私の中で水量が短期で減った渓での判断基準となっている。
(ほなら・・あの石でどぅなるかや・・)
その、一投目・・・・・・
再び、二投目・・・・・・
そして三投目・・・・
??四投目・・・・
「ここは居らん?」
再び別の石に目星をつける・・・
その、一投目・・・・・・
再び、二投目・・・・・・
そして三投目・・・・
??四投目・・・・
「何も出ぇ〜へんし!(怒)」
天声(んな簡単にボコボコ出たら苦労せんやろ!)
吾輩(わかっとるけどちょっとぐらい顔出ししてもエエやろ!)
天声(好きにせぃ・・・呆)
吾輩(ほっとけ!・・怒)
天声(エエんか?)
吾輩(嘘です。教えてください。お願い!)
天声(・・・・・)
吾輩「無視かぃ!(怒)」
そして何個目かに見立てた石をトレースした一投目・・・
[ポニョ!]
「まぁたぁ嫌な出方しよってからに・・・」
石の裏側から泥鰌が呼吸する様に小さなイワナが顔出ししたものの、毛鉤が大き過ぎて喰い切れなかったと見える。
つまり・・・
最も私が迷ってしまう典型的なAのパターン・・・・
(もぅ決め討ちしょぉ〜かぁ・・・)
そしてヤマメは泡切れ、イワナは石周り(運が良ければヤマメ)と決めて釣り上がる事にした。
[ポニョ!]
「・・んだぁかぁらぁ・・大口開けてバッサリ喰えよ!(怒)」
やはり、石周りは裏側から小ワナが顔出しするのみ・・・
フライをサイズダウンすると鉤掛りすると察するが、泡切れのヤマメをカバーするとなればやはり最小でも#16で留めたい。
[バシュッ!]
「出たっ!・・〜ぁ〜らぁ〜・・・・・」
泡切れから狙い澄ました様な完璧な出方でヤマメが顔出ししたが、空振りを喰らってしまった。
(ちょ〜待て待て待て待て!・・落ち着け!)
「鬼門の一匹目外してるさかぃ・・ちょっと落ち着かなアカンな!(笑)」
この冷静さが本日の救いとなった。
程なく・・・
[バシュッ!]
「っしゃ!・・掛った!」
泡切れから瞬刹で飛んで出たヤマメを一息置いて綺麗に掛けた。
この[シュパッ]と投じて[バシュッ!]と出た魚を[ピシッ!]と掛ける快感は少々魚が小さくても心地よいものである。

↑泡切れから飛んで出たこの渓のアベレージと見受ける6寸弱・・・フライはヤマメを意識して拘り続けたグリズリー・パラシュート#16
「あぁ〜良かった鬼門の呪いふっ切ったし!(笑)」
一方で流れに顔出しする石周りは・・・
[ポニョ!]
(・・・・)
相変わらず裏側から泥鰌イワナが摘み喰いの様に顔出しするも鉤掛りには至らない。
再び、目ぼしい泡切れを狙う・・・・
[バシュッ!]
「っしゃ!・・あぁ〜・・・さっきと同じぐらい(サイズ)やなぁ〜」
ヤマメが辛うじて鉤掛りしてくれた。

↑先週は太陽の位置を考慮して午後から入るのが良いと踏んだが、これが渇水気味となれば逆光が邪魔して狙いどころが線から点になると些かやり難さを感じる。
ところが、相変わらず石周りでは・・・・
[ポニョ!]
(っち!!)
[ポニョ!]
「(っち!)って、ちょとエエ加減にせぃよ!(怒)」
ここで殺し屋(レネゲイド)を雇うことにし、フライサイズを#18に落としてみる。
[ポニョ!]
「ナハハハハハ・・・掛けさしてもぉ〜たし!この泥鰌イワナが!」
(あっ!・・んでも5寸楽勝で超えてるやん!もっと小ぃこぃ思たけど・・・笑)

↑流れに顔出しした石の裏側から泥鰌の様な出方でレネゲイド#18を摘まんだイワナ・・・やはりこんな状況でレネゲイドは役に立ってくれる。
(やっぱし・・レネゲイドってこんな時は頼もしいよなぁ〜・・)
一昨年のシーズン終了時点で廃番とし、在庫処分でメモリアルフライとする予定で居たが、昨年のT川と言い、今回と言い・・その在庫処分がしっかりとした働きをしてくれている。
「やっぱり(ラインナップに)復活させるかな!(笑)」
そして・・・
「コイツ結んでもぉ〜たら、暫く石裏直撃大作戦や!」
その後は・・
[ポニョ!]
「っしゃ!・・さっきと同じ(サイズ)やなぁ?・・」
[ポニョ!]
「アタリィ〜〜・・小ぃこぉ!5寸ギリギリやし!」
結局、午後からは小さいながらもヤマメ2匹・イワナ3匹で本日のメインイベントを迎えた。
フライを午前の8寸弱に肖って久しぶりに巻いてみたライトケイヒル・パラシュート#16に交換・・・・
「さぁ〜て・・先週の7寸と6寸(ヤマメ)は何処へ行きよったぁ??」

↑先週に7寸と6寸のヤマメを仕留めたスポットに距離を詰める。
「・・んだっ!・・どぉ〜考えても先週顔出ししたトコはアカンでこれ!(笑)」
(一撃で泡切れ一点張りで突っ込むかぁ?)
バックキャストからシュートに入る段階で・・・
(やっぱちょっと手前・・・)
ロッドを止めてパラシュートキャスト・・・
天声(なぁ〜んじゃ、それ!)
吾輩(まぁエエがな!・・・居らんの?)
天声(・・・・・)
吾輩(また無視かぃ!)

↑釣った後で距離を詰めて撮った写真・・・前回ヤマメが顔出ししたのが黄★、今回パラシュートキャストで毛鉤を落としたのが緑★・・・・やっぱりド本命はピンク★か?・・・この★の位置は先週と同じ!
「アカンな!これ以上手前叩いたらチビ脅してしまうわ!・・・行ったれ!」
大きくバックキャストを伸ばして上手(かみて)の泡切れにシュート・・
[バシュッ!]
「っしゃ〜〜!・・って、これ気持ち良ぉ〜掛ってくれたけどイワナちゃぅん?」

↑今回は残念ながらイワナだった。
「ほぉ〜れぇ〜・・・ヤマメはあの泡の下やな!(笑)」
そして先週ヤマメの数を稼いだ瀬が続く区間に進むと・・・

(あ・き・ま・へ・ん・が・な・・これ・・)
「水流れてないし!(悲)」
無残にも瀬に出たヤマメを釣るポイントではなく、渇水の渓と化している。
(泡切れ狙ぅしかないなっ!)
そして泡切れを狙う戦法で釣り上がって行ったが、アベレージサイズのヤマメ1匹を足元でバラしただけで時間となり、車に戻った。
(ここでチビもなんもかんも入れて・・・?)
「ヤマメが2ぃ〜でイワナが4ってかぁ・・・」
(先週、運が良かっただけやな!・・・笑)
やはり水量も私にとっての釣果もこれがこの渓の平均的な結果なんだろう・・・
下手(しもて)に入ったYちゃんも初めてなので勝手が解らないらしく、7寸ヤマメ1匹の釣果で早々に車に戻って来ていた。

↑先週に輪郭と色彩を取り戻した風景・・・写真では解り難いが水量は十数センチ水嵩が下がっていた。変化として解り易いのは山々の木々の萌えで、これだけは一目瞭然である。渓釣りを嗜む者にとって待ちに待った季節到来と言えよう・・・・


C夕暮れ迫る渓(17:00〜18:30)ドライフライ&ソフトハックル釣り
そして本日最後となるイブニングタイム・・・
大きく場所移動することは諦め、午後の渓の下流域に入って見た。

↑それなりに雰囲気があり期待に胸が膨らむ・・・
ここでも午前の8寸弱が頭から離れずライトケイヒル・パラシュート#16で釣り上がって行く・・・
しかし・・・
顔出しするのは石裏の泥鰌イワナだけでヤマメは不発・・・
止むなくそれなりのポイントでライズを待つも本物のカゲロウでさえ全く相手にされない始末・・・

↑カゲロウがハッチし下流へと流れ去って行くが水面が割れる気配も無い・・・
「アカン!これぇ日ぃ〜暮れてまうわ!」
思案の挙句、取り出したフライはパートリッジ&オレンジ#12・・・・
リーダーを4X・10フィートにチューンアップし、ドロッパーを着けずに場所移動して単発勝負に出る。
[ココッ!]
「っしゃぁ〜・・・乗ったし!」
(あらっ!・・バレたぁ?)
荒瀬を乗り切って安心したタイミングで鉤が外れてしまった。
「なぁ〜〜〜!(怒)・・7寸ぐらいあったんちゃぅん!」
天声(逃がした魚は大きい!)
吾輩(いちいち!小言いらんし!)
程なく・・・
[ピシュ!]
「っしゃ!」
【プチッ!】
[バシャバシャバシャ・・シィ〜〜〜〜ン・・・]
「はぁ?何で切れんねん!(怒)」
「何であれで(ティペット)切れんねん!(大怒)」
(何かこのティペット・・新シリーズになってから(瞬間荷重)弱ぁなってへんかぁ?!(怒)」
天声(お前の腕のせぃや!)
吾輩(いや!どぉ〜考えても弱ぁなってるし!)
確かにこれまでの買い貯めが底をつき、今シーズンからいつも使用しているティペットが同一メーカーさんの新シリーズになったのは事実である。
吾輩(いやいや!これ絶対前とちゃぅし!)
天声(名前一緒やさかぃ・・お前の腕のせぃ!)
吾輩(・・・・)
何か釈然としない状態で納竿・・・・
『田鋤音』響く里川と『新緑』萌える山郷・・・・
とても心地よく釣れて渓を満喫していたものの、このティペットへの懐疑心は帰路の最中も燻り続けていた。

*道具と毛鉤*
@田鋤音が響く里川
ロッド:LB I's3 (8'5"#3) 『Caps』
ライン :DT-3-F
フライ :クイルボディー・パラシュート#16
Aスキー場へと続く渓
ロッド:Campanella c3833 (8'3"#3) 『Campanella』
ライン :DT-3-F
フライ :ライト・ケイヒル#14
B先週訪れた渓
ロッド:ARTIST Specialist SP793 (7'9"#3) 『Macky's』
ライン :DT-3-F
フライ :グリズリー・パラシュート#16、ライトケイヒル・パラシュート#16、レネゲイド#18
C夕暮れ迫る渓
ロッド:Campanella c3833 (8'3"#3) 『Campanella』
ライン :DT-3-F
ライトケイヒル・パラシュート#16、パートリッジ&オレンジ#12
posted by bacoon at 21:42| Comment(4) | 但馬に行く | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。
¥山川、来てますねえ。
まあ、私がやってもこうはならないことは
分かっていますが(苦笑)、惹かれます。
私の¥山川の思い出は、10年ほど前のフラ
イ再開時、日券三千円をはたいて広いエリ
アに目移りする中、手も足も出ず丸坊主を
喰らった1日の思い出があるのみです。
いつかは覗きに行こうと思っていたのですが、
大枚1枚+&をはたいて連タコで終わりという
事態が恐ろしく、未練たらしく揖保川巡りを
しております。
ですので、今年は但馬でお会いすることは無い
かと思いますが、来年は揖保川の代わりに¥山
探釣も考えております。
これからの季節、きっと「尺超え」レポートも
あるものと期待しておりますので、今後もワク
ワクする釣行記、よろしくお願いします。



Posted by k_tanu at 2014年05月11日 13:09
ずっと以前、小柿で鹿に遭遇された時に、コメントさせていただいた、但馬のもんです。(判り難いですね)
久々に、お邪魔したところ、毎週のように通っている川が紹介されていて、びっくりしています。
以前書いた様に、あまりよその釣り場に行かない自分としては、この川がどれだけのモンかよくわからんところですが、こうやって、いろんな釣り場を知っている方に、レポートしていただくって言うのも、なかなか良いように思います。
今年、(特にこの時期)M川は、例年に比べて、かなりと良いと思います。自分も昨日、いつもはフライに渋い某支流にイブニング狙いに行ったところ、15匹程かけることが出来ました。
20年くらい通ってますが、今年は一番良いかもしれません。
残念ながら、6月1日からは、鮎が解禁になります。かなりの地区で、鮎専用区が設定されるので、(FFも含めて)渓流釣りのエリアは限定されてしまいます。また、6月末ころに、稚魚が放流
されると、(この川は、稚魚放流のみらしい)チビばっかり掛かる様になるので、今月中が一番面白い川です。
地元の仲間と細々とやっています。「フライの方が少しは増えてくれんかな」とも話していた矢先、紹介していただいたことで、えさ以外の釣り人とも川べりでの情報交換出来る様になればと期待しています。
(と言いながら、あんまり増えると少し困ると言うのが本音ですが…。)
Posted by wind knot at 2014年05月12日 03:28
すみません! やらかしちゃいました。小柿で鹿に遭遇というくだりは、私の記憶違いでした。
だいぶ前のこと(2007年)だったんで、記憶がごちゃごちゃになっています。
すみませんでした。
でも確かに以前 このサイトにコメント入れたことがあったんだけどなあ。
じっくり思い出してみます。
Posted by wind knot at 2014年05月12日 10:46
k_tanuさん、こんばんは・・・

ご無沙汰して居ります。
>大枚1枚+&をはたいて連タコで終わりという事態が恐ろしく・・・
↑そうそう!これが気になって私も足が遠のいてました。
実は先週の土曜も出向いた(釣行記執筆中)んですが、エリアが広く釣りに行ったのかドライブしたのか中途半端な状態で日没となってしまいました。
現段階では良し悪しは微妙ぉ〜です。(笑)
しかし、k_tanuさんなら年券で出向かれても連タコは絶対に有り得ないと思います。
入渓直後から状態を見て素早く見切る潔さが有れば、一日の間にそれなりに釣りになる所を引き当てられると思います。
・・でも、本当の所は鮎が始まってからで無いと何とも言えないのかもしれません。
まぁ、今シーズンはどっぷりハマってみる覚悟で出向いて行きます。
今後ともよろしくお願いします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
wind knotさん、こんばんは・・・・

>でも確かに以前 このサイトにコメント入れたことがあったんだけどなあ。
↑頂戴して居ります。(^.^)この釣行編ではなく机上編で¥山川について記載した記事に頂戴して居ります。
[小柿で鹿に遭遇]は他の方のサイトでコメントされているのをお見受けしました。
(赤いセーターの釣り人ですよね?)
実はwind knotさんの事は今回¥山川に出向くにあたり、我々釣り仲間の間でも話題になって居りました。
(実はコメント頂けないか首を長ぁ〜くしてお待ちして居りました。・・笑)
>白のアウトバックが川のほとりに止まってたらお声掛けください。
↑前回のコメントでこの様にお知らせ頂いて居りましたので少々気にして居りましたが・・・
釣り仲間の一人(このサイトで紹介しているichr君)が時々「白のアウトバック」に乗って居られるフライフィッシャーによくお逢いすると言ってます。
「もしかしたらwind knotさんちゃぅん??」
・・と言っていた所でした。
>地元の仲間と細々とやっています。
↑もし古いブルーのstp−wgnが川のほとりに止まってたらお声掛けください。
お逢い出来る事を楽しみにしておきます。
今後ともよろしくお願いします。
Posted by bacoon at 2014年05月15日 22:50
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