2014年04月19日

桜舞い散る春の渓


¥山川支流域(前回同様の小規模支流)
■2014−4−19(土)晴れ曇り
■あまご3匹
■同行者なし
前回釣行では少々気になる所もあり、性懲りもなく同じ場所に出向いて見たが、どうも歯車が噛み合わずに失態の連続・・・
結果的に釣れたハズの魚が捕れず、釣れるハズの魚も沈黙させてしまった反省が残る釣行となった。
<注記>
今回も前回同様、河川名称を全て当て字で表記(赤字部分)しております。
あしからずご了承ください。

(結果だけ簡単に見る・・編集中)

前回釣行で約30年ぶりに訪れた¥山川流域の入り口(私の住居から見て)部分となる小規模支流・・・・
(見とくんやったらGW前の今頃やろなぁ〜・・・)
直後からこんな想いが湧いてでるものの、週明けの月・火・水はその日の夕食が夜の12時を回ってからと言う状態で仕事に忙殺され、木曜にどうにかペースを取り戻して週末の金曜を迎えた。
前回同行したYちゃんは所要でパス、ここをホームとする覚悟を決めたichr君は残念ながら仕事に振り回されて現在とても釣りどころでは無い状況に陥っている。
(とりあえず準備だけして、明日朝起きてから決めるとしょぉ〜か・・・)
そう考えたのが昨晩11時頃だった。
家内「明日は?」
吾輩「起きてから考える。」
家内「ほな、行くんや!(笑)」
吾輩「いや、だから起きて(から考え・・)」
家内「アンタそなぃ言ぅて、行かへんかった事無ぃし!」
吾輩「・・・・」
そして翌朝・・・
「そこまで言ぅなら行ったろやなぃけぇ〜・・・」
全く身勝手な言い訳けを口にするも栄養ドリンクを片手に眠気とダルさが抜けぬ体に鞭打って車を西へと走らせた。
(どぅする?)
(【朝来】言ぅぐらいやさかぃ・・)
「朝に来るんがエエんやろ?(←ホンマか?)」
そして8時前にインターを出て予め調べておいた道筋を走り上がった。
(今日はエライ早ぉ着いてもぉ〜たし!出勤時間やん!・・笑)
やがて目指す流筋が目に飛び込んできた。
「あぁ〜やっぱりココやな・・」
(ちゃぅか?・・あれ?)
なんとなく30年程前に徘徊していた渓の様な気もするが、違う様な気もする。
結局は全く記憶にない状況なので初場所の渓であることは間違いない。
「あっ!あの堰堤見覚えあるし!」
ハッキリとした段差ではなく、スロープを伴った小堰堤が視界に入った。
(確かあのスロープでズッコケて全身びしょびしょなったわ!)
達人の方々なら良型の魚を掛けた想い出等が湧き起こるのかもしれないが、私の場合はこの様な失態の記憶が殆どである。
急いで車を止め、堰堤に駆け寄るとほぼ間違いない確信が湧いてきた。
「ここや!絶対ここや!(笑)」
(そやけどこんな開けた感じやったっけ?)
昨今、どこの渓も概して草木が減り殺伐となっている状況を鑑みれば、この渓も同様なのかもしれない。
(やっぱり水が暴れる様になったんか?鹿害なんかなぁ?)
水温を計ると予想通りの10℃超えで、ここから入ることも考えたが、もう少し上流を見てからここに入ることとした。
上流に向かうと勾配がきつくなり春先の釣り場ではなくなってきた。
「やっぱりもぉ〜ちょぃ下やな・・・」
(あの橋の袂からひとカーブやってみよかぁ・・)
車をUターンさせ橋の袂を見ると、護岸は高いがなんとか降りる事が出来そうである。
(こっからやって・・アカなんだらさっきの堰堤に戻ろかぃ・・)

@田事川・内水面漁業センター前(8:15〜19:20)
時刻は8時過ぎ・・
そさくさと準備をして橋の袂から水際に降り立った。
橋の下を通して下流域を見るとそれなりの渓相である。

「もぉ〜ちょぃ下から入るんが正解やったかぁ〜?」
(まぁエエわ!)
「っしゃ!行こぉかぃ・・って、ココはポイント潰して入ったさかぃ、この上からやな!」
そぅ言いながら毛鉤を結び終わり、ラインハンドでフライボックスをベストに仕舞い込みながらロッドハンドだけでフライを適当に水面に投じて(下の写真の★)上手(かみて)に向けて歩き出した時だった。

[パッカァ〜ン!]
突如7寸の銀鱗が躍り出て空中で頭を下向きに変えると、大口を開けて毛鉤を抑え込む体勢・・・・
慌てながらもロッドハンドは若干送り込む様な動作をした(←つもり)。
大きな水飛沫とともに銀鱗が水中に転じた頃合いを見計らい、一呼吸置いて【ハッシ!】と合わせを入れた。
【プチッ!】
(・・・・)
「なんで(ティペット)切れんねん!・・・おぃ!(怒)」
天声(アホやぁ〜・・・どんなけ力一杯合わせ入れとんねん!ドアホ!)
吾輩(そらぁ・・びっくりしたら力入るわぃ!)
「はぁ〜ぁ・・出だしからこれかぃ!(疲)」
(あれ?あんなとこ階段あるし!)
前方に簡単に水際に降りる階段が見える(上の写真の中程)。
「ちょぉ〜待てよぉ〜・・・ココ入渓点直前の竿抜けっちぅ〜こと無ぃやろなぁ??」
(まぁエエわ!・・釣ったら解るし!)
気を取り直して毛鉤を結び直し、魚が居る事を信じて釣りを開始した。
結果は・・・
これがサッパリである。
「ホンマにサッパリでんがな!」
(最初のヘッド&テールは何やったんや!)
ひとカーブ曲がったところから施設らしき敷地に渓が寄り添い、そこは[桜舞い散る春の渓]である。

↑桜舞い散る春の渓・・・この様な流れは水面に落ちた花弁が鬱陶しいが、雰囲気としては嫌いではない。
[ピチャ]
「・・・って出るんかぃや!」
小一時間ぶりにチビが水面を割ったが、不発を喰らってしまった。
丁度離渓しやすい場所なので、ここで止めると決めていたが、これまたチビが余計なアタックをくれたもんで、再びココから釣り上がることになってしまう・・・
しかし、これまたサッパリである。
「止め!・・・下(下流域)行こぉ下!」
結局、この区間は最初のヘッド&テールとチビのアタック1回のみだった。

A田事川・奥田事公民館前(9:40〜11:00)
車を移動させ、朝一に水温を計った場所に停車して渓を見る。
(最初からここに入ったら良かったなぁ・・・)
「っしゃ!・・ここでやってみよかぃ!」

↑入渓点から下流側を見る・・・全般的に完全な里川だが、この様な雰囲気も部分にあった。
結果から書き記すと・・・・
ここもパッとしなかった。
アタックはあるが、見立てでは5寸に満たず4寸前後と思われる。
しかも頻繁にアタックがあるのではなく、忘れたころに[ピシャッ!]と戯れに来る様な出方だった。

↑その昔、ズッコケて全身びしょびしょになった堰堤・・・・この手前もチビのアタックがあったが、合わせを入れるのも控えたくなる様なサイズだった。
(もぉ〜ここらで止めよか?)
[ピシャッ!]
「・・って出るんかぃや糞チビ!」
(もうちょぃやったら・・小マシなサイズ出るやろか?)
しかし、これがサッパリ・・・
(もぉ〜ここらで止めよか?)
[ピシャッ!]
「・・って出るんかぃや糞チビ!」
この様な感じで泥濘にジワジワとハマり込んで行く様な状況である。
(もぉ〜ここらで止めよ!!)
[ピシャッ!]
「生意気な糞チビ!・・もぉ〜騙されへんわぃ!」
リールを巻きながら辺りを見渡すとスッカリ陽も高くなっていた。
(あ・き・ま・へ・ん・な・・次行こぉかぃ・・・)

B差中川・車止め辺り(11:30〜12:40)
車に乗り込み、次なる候補は先週に入った流れ・・・・
まずは上流部に入って見ることにした。
「あららららら・・・もぉ〜ちょぃ下から入るんが正解やったし!」
午前と同じ様に絶好のポイントを潰して降り立つ大失態、そして反省もせず次なるポイントからとロッドハンドだけでフライを適当に水面に投じて(下の写真の★)上手(かみて)に向けて歩き出した時だった。

[モコッ!]
いきなり完璧な出方で毛鉤が消し込まれると、条件反射よろしく【ハッシ!】と合わせを入れた。
【プチッ!】
(・・・・)
天声(アホやぁ〜・・・2回もやっとる!・・ドアホ!)
吾輩「あぁ〜・・・またやってもぉ〜た!・・・これ今日はアカンでぇ〜・・」
天声(せっかく釣らしたろぉちゅぅ〜のに、自分で潰すかぁ?)
吾輩(・・・・・・)
未だ一匹も魚を手にしていないにもかかわらず、絶好のチャンスを自ら潰してしまった。
(ワシ、今日なんか悪ぃこといたかぁ?)
とりあえず休憩して一服つけて、大きく深呼吸して釣り再開・・・
(まぁ〜・・・あんな感じで出るんやったら・・・)
「この先、ちょっとは(魚の)顔出しあるやろぉ〜・・」
ところが・・・
これまたサッパリ顔出しがない。
それどころか、浅瀬が長く続くところが多く、釣りをするには距離を要する渓である。

↑こんな感じで浅瀬が多く、ポイントとなる所までダダ歩きが伴ってしまう。
(あぁ〜・・・シンドなってきたし!)
とうとう辛抱できなくなってきた。
「止め!」

↑本日のメインロッド・・・マッキーズさんのスペシャリスト、私自身このロッドを所持するのは二度目である。一度目は我が怠慢と不注意によるボッ菌病の餌食となり短命で臨終を迎えたので、今回こそ大切に使って行きたい。
「こないだ(先週)のとこ・・もっ回(もう一度)見とこぉかぁ・・」

C差中川・名水湧き出し近辺(13:00〜14:00)
車を移動させて先週の駐車地点に車を止め、先週Yちゃんが釣ったコースを釣り上がって見ることにした。

↑春らしい渓の雰囲気に期待が膨らんだものの・・・
こないだ(先週)の感じやったら、ちょっと(流れが)緩い目の手前が(エエんか?)・・・
[プッ]
「ぅえ〜喰うな!・・・って・・・なぁ〜んで掛んの!」

↑ライトケイヒル#14をガッポリ銜えたドロバエ・・・#16でも鉤掛りしない鱒属が居るに反して、掛らなくとも良い魚が簡単に掛ってしまう日はロクなことが無い。
(コイツがあんなとこに出てこれるちゅ〜ことは・・・)
「盛期到来でヤマメはも少し刺し上がったかぁ?」
天声(釣り抜かれて居らん様になったか・・・・・)
吾輩(ぅるさぃ!奴っちゃ!・・・どっちか知っとるんやったら教えんかぃ!)
天声(・・・・・)
(先週釣れたし!・・・ちぃ〜とは行けるぅんでなぃかぃ??)

しかし・・・
これがホンマにサッパリである。
「アカンし!!」
(これって、橋流されてるってことやんなぁ〜?)

↑比較的最近の様に見受ける橋脚の柱が川原に横たわっていた。
もしかするとこの渓は結構暴れる川なのかもしれない・・・・
(午前の渓もそんな感じやし・・)
「あぁ〜ぁ!・・エエ加減嫌んなって来たし!」
(止ぁ〜めた!)
リールを巻いて車に戻る足取りも事無しか力が無い。
(何が【朝来】やさかぃ「朝に来るんがエエんやろ?」って・・)
「とっくに陽昇り切って傾き始めてまんがな!(笑)」
時刻は14:00・・・・
ここで先週と逆行する様に、播但道を北へと走った。

D糸胃渓谷・集落上手(かみて)(15:15〜17:30)
「さて!」
(何じゃ、曇ってきたし!風吹きまくってるし!・・・先週とエライ違ぃやし!)
「寒ぅなってきましたがな!」
(こんな感じで先週と比較すんのもエエやろし!)
そさくさと準備をして釣りを開始した。

↑先週と同じコース・・水量も水温もほぼ同じ状況だが、日差しで生じる陰影が無く、気温も低い・・・・そして何よりも春風が舞う様に吹きまくった。
(アカンなぁ〜・・・もぅちょぃ魚刺し上がって待っとるんかぁ?)
狙いどころを少し変えてみると・・・・
[パシュッ!]
「っしゃ!・・・やぁ〜っと釣れましたがなぁ・・・(嬉)」
(・・・大きく深呼吸・・・)
「はぁ〜〜長ぁかったし!朝一から釣って7時間目??・・ホンマに・・(笑)」

↑本日一匹目・・小さいながらも魚が手に納まっただけでもホッとした瞬間・・・フライはグリズリー・パラシュート#16
(春先と違ぉて盛期に入った感じやなぁ〜・・・)

↑渓相としてはこの様に平瀬が続く小渓流で、日照りがあればドピーカンとなってしまう渓である。この日は曇りで助かった。
段々と風が治まり夕暮れが近づいてきた。
[パシュッ!]
「っしゃ!・・・ちょっと大きなったか?」
[パシュッ!]
「っしゃ!・・・同じ様な魚やなぁ・・・(笑)」
結局、この区間は3アタックの全てをフックアップさせ、何とか魚の顔を拝むことができた。

↑その後に釣れた魚(確か2匹目?)3匹目も同じ様なサイズだった。フライはクイル・ゴードン#16
(そうや!あの堰堤の上に入って見よか?)
車に戻り、ロッドをそのまま突っ込んでプチ移動して堰堤の川原に駐車する。
またここも午前に入った様な【桜舞い散る春の渓】・・・・
そしてポイントと見立てた立ち位置でこの先の流れの雰囲気を背伸びして見渡しながら気の抜いたキャストで適当に毛鉤を投じた(下の写真の★)時だった。

[モコッ!]
いきなり完璧な出方で毛鉤が消し込まれると、条件反射よろしく【ハッシ!】と合わせを入れた。
【プチッ!】
(・・・・)
天声(お前!ホンマ・・・アホやろ!今日3回目やし!)
吾輩(・・・・・・)
声も出ず我が失態が情けないのなんの・・・
無言でリールを巻いて無意識に車に戻る自分が居る。
(今日はアカンし!)
試練はつづくし!(←続かんでエエ!!)


*道具と毛鉤*
ロッド:ARTIST Specialist SP793 (7'9"#3) 『Macky's』
ロッド:Campanella c37113 (7'11"#3) 『Campanella』
ライン :DT-3-F
フライ :グリズリー・パラシュート#16、クイル・ゴードン#16、ライト・ケイヒル#14
posted by bacoon at 20:24| Comment(2) | 但馬に行く | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰しております。久しぶりに釣行記を読ましてもらいました。今年は個人的に忙しくて未だに釣りに行けておりません。こんな状況ですが、昔のようにイライラすることもないようです。(年ですかね 笑い)
 
 私がその場にいればどんな釣りができるんだろうかと想像しながら、いつも楽しく読ましていただいております。コメントがもっと多くておいいと思いますが、bacoonさんのファイはもっと沢山いるはずと確信していますので、釣りに行かれたらどんどんアップしていただくようお願いします。

 今年は¥川ですね。 時々後追いさせていただいておりますが、ヘタクソには結構ハードルが高そうですか?
Posted by ヒサ at 2014年05月03日 20:27
ヒサさん こんばんは・・・

ご無沙汰して居ります。
私も少々時間が無く、釣行記のアップが一週遅れのギリギリになってます。

>今年は¥川ですね〜〜結構ハードルが高そうですか?
↑全くものの弾みで出向く事となりましたが、これが正直今だ解りません。(笑)
流域が広いので釣りをする区間の絞り込みがハードルとしては高いと思ってます。
但し、何とか探し当てればソコソコの釣りが出来そうな気もし始めてます。
まずは今シーズンに通って見て判断して行くつもりです。
この後、4/26(土曜←つまりは先週・・・汗)の釣行記をアップします。
今シーズンもよろしくお願いします。


Posted by bacoon at 2014年05月03日 22:21
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